マダニ

愛犬がマダニに刺されたら!刺された時の症状と対処法をご紹介!

愛犬

 

 

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先日もテレビでマダニに関するニュースが取り上げられていましたが、自分や自分の愛犬がマダニに刺されたらと思うとちょっと怖いですよね。

もしあなたの愛犬がマダニに刺された場合どうするべきなのでしょうか?マダニに刺された時の症状や対策、応急処置などをご紹介していきます。

 

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そもそもマダニって危険なのか??

マダニって危険なのか調べてみたら、、犬にとっても人間にとっても、危険な生物だといえますね。。直接噛まれることによって引き起こされる症状や、マダニを媒体にした感染症など様々な危険要素を含んだ生物です。

2017年7月、SFTS(マダニが媒介するウイルス)に感染した猫に噛まれた女性が亡くなっており、また2017年10月にはペットの犬から人に感染した事例が発見されました(その後犬と飼い主の男性は回復したそうです)。

そんなマダニですが結構身近に潜んでいます。山はもちろんのこと、身近な公園や草むらにいます。ペットの散歩や登山をしている最中に噛まれる危険性は十分ありますね。私の身内も山仕事をしている時に噛まれたそうです・・(汗)

もしマダニに刺されたらどんな症状が出てしまうのか?

マダニに刺されたらどんな症状がでるのか調べてみました。主に直接噛まれることによって引き起こされたり、マダニが媒介したウイルス、原虫等によって引き起こされます。

マダニに噛まれたからと言って必ずしも感染するというものではないですが、ウイルスや原虫を持っているマダニも多いので注意が必要です。

犬の場合 主な症状

  • 貧血
  • 皮膚炎
  • 発熱
  • 元気消失
  • 食欲不振
  • 全身痙攣
  • 鼻水、流涙

犬に多いのがバベシア症という感染症です。バベシアという原虫が体内に入り込み赤血球に寄生し破壊してきます。その結果発熱や貧血などを引き起こします。

貧血が進んでいる場合、犬のまぶたの内側が真っ白になるので感染している可能性がかなり高いです。病院にいって診察してもらいましょう。

 

人間の場合 主な症状

  • 発熱
  • 貧血
  • 頭痛
  • 倦怠感

 

潜伏期間はどのくらい?

先程ご紹介したバベシア症の潜伏期間は2~4週間と言われています。

 

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マダニに刺されたらすぐわかるのもなのか?

マダニに刺されたらすぐにわかるものなのでしょうか?

調べてみるとマダニの大きさは約2~3mmほどで肉眼でもわかるくらいの大きさです。通常時はこのくらいの大きさなのですが吸血後にはかなり大きくなります。

マダニの大きさ

↑こんな感じでかなり大きくなります、、

 

マダニは吸血しだすとなかなか離れてくれず、1周間近く吸血し続けるそうです。吸血しているさなかに無理矢理に剥がそうとすると、皮膚に刺さった牙が体内で折れてしまい感染症を引き起こす危険性が高くなってしまいます。

ではマダニに刺されてしまった場合どうすればいいのでしょうか??

 

 

マダニに刺された場合はどうするべきか?

マダニに刺されてしまった場合は素直に病院に行くことをオススメします。

無理に剥がしても牙が体内に残る可能性がありますし、潰しても牙から体液が逆流して感染症を引き起こす原因にもなります。もし近くに病院がある場合はお医者さんに見てもらいましょう。

 

マダニに刺された場合の応急処置って??

マダニに刺されたとしてもすぐ近くに病院がなかったりすることもありますよね。そんな場合の応急処置について紹介いたします。

マダニが自ら離れていく状況を作り出す<アルコール>

マダニは無理やり取ろうとすると様々なリスクがあると先程ご説明しましたが、どうすればマダニを剥がすことができるのでしょうか?

ここで重要なのが「マダニが自ら離れていく状況を作ること」です。

具体的にはアルコールと脱脂綿を使ってそのような状況をつくります。

まずアルコールを湿らせた脱脂綿をマダニの上に被せます。そしてマダニが離れるorマダニの顎の力が弱まるまで待ちます。少し時間がたったら綿棒などでマダニをつついて刺激します。すると顎の力が弱まりマダニが取れやすくなります。

ここで注意しなくてはいけないのが

マダニをアルコールで窒息させてしまったり、綿棒でつついた際に潰してしまうことです。マダニを抜く前に殺してしまうと結局体にくっついたままなので意味無いからです。とはいっても加減も難しそうですが、、

それでも取れない場合はピンセットで皮膚に近いマダニの部位をつかみ、ゆっくりと抜くと良いでしょう。

 

まとめ

  • マダニに刺されても必ず感染症などになるとは限らない。でも刺された場合はなるべく病院に行ったほうがいい。
  • マダニは肉眼で確認できる。刺されているかどうか見分けがつきやすい。
  • 刺された場合の応急処置としてはアルコールを使った方法がある。

 

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